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2022 6/06
京都観光

舞妓鑑賞プラン

2022年6月6日

宴席をひときわはんなりと彩る京の舞妓さん。
独特の花街言葉や踊りなど、これぞ都のおもてなしと実感いただけるスペシャルプランです。
料理長が腕によりをかけて作りだす、京料理とともにお楽しみください。

舞妓さんとは

舞妓さんはもともと12歳~16歳までの舞子といわれる花街の「舞う子供」でした。よってその髪型(割れしのぶ)や衣装(肩縫い上げ)もそれがあらわれたものです。また、舞妓さんのスタイルは江戸時代の町娘のよそゆき姿がもとになっています。

舞妓さんになるまでは

中学校の義務教育を終えると「置屋さん」に住み込み舞をはじめ京言葉や礼儀作法など舞妓さんになるのに必要な修行をつんでいきます。この時期を「仕込みさん」といいます。
*置屋=芸妓さん、舞妓さんの食事など身のまわりの世話をしたり、スケジュールやマネージメントの管理、新人舞妓の育成を行うところ

舞の師匠から「舞妓としてでてもよろしい」と許しがでると、1ヶ月ほど先輩のお姉さんに仕え、お座敷での行儀、しきたりを覚えます。この時の姿は二尺のつめ袖に「半だらりの帯」、髪型は「割れしのぶ」です。そして、引いて出してもらう「お姉さん芸妓」の名前の一字をもらい、舞妓さんの名前がつけられます。この時期を「見習いさん」といいます。

見習さんから1週間ぐらいの時期を経て、晴れて「舞妓さん」になるため「店出し」(御披露目)のあいさつにお茶屋さんをまわります。
* 「店出し(見世出し)」は主に春と秋の大安吉日の日におこなわれます。

舞妓さんの姿・形

舞妓さんは芸妓さんのようにかつらを着けることが許されず、舞妓さんの間は自分の髪の毛になります。長さは帯の中程までになります。また、髪にさすかんざしは毎月かわります。着物も季節・行事に合わせて変わります。そして、肩と袖には「縫い上げ」があり、これは舞妓さんは20歳までなので幼さを強調するもみなります。帯には「ぽっちり」という何種類か宝石がついている大きな帯止めがあり、かなり高価な物になります。これは代々、舞妓さんから舞妓さんへと受け継がれます。また、帯は「だらりの帯」とよばれ長さは7~8メートルあります。下には所属する置屋さんの家紋が入ってます。

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