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温泉の成分表は、その温泉にどんな成分が含まれているかや、その特徴をわかりやすくまとめたものです。温泉の効果や効能を知る手がかりになるので、温泉に行ったときに見ると面白いです。
温泉の成分表に載っている主な内容
温泉名(源泉名)
その温泉がどこから湧き出ているのかを示す名前です。いくつかの源泉が使われている場合は、複数の名前が書かれていることもあります。
泉質(泉質名)
温泉の性質を表す分類です。たとえば、「単純泉」「硫黄泉」「塩化物泉」などがあります。これは温泉の成分や特徴に基づいて決まります。
成分総量
温泉1リットルあたりに含まれている成分の量です。温泉の「濃さ」や「強さ」を表す目安になります。
主な成分
温泉に含まれている主な成分が書かれています。たとえば、ナトリウムやカルシウム、炭酸水素など、それぞれの成分がどのくらい含まれているかが示されています。
5.pH値
温泉が酸性かアルカリ性かを表す数値です。pHが7に近いと中性、7より低いと酸性、高いとアルカリ性になります。たとえば、アルカリ性の温泉はお肌がすべすべになる効果が期待できます。
6.温度
温泉が湧き出しているときの温度です。この温度によって、温泉の利用方法や効果が変わってきます。
7.適応症・禁忌症
その温泉がどんな症状に良いか(適応症)や、逆にどんな人は避けた方が良いか(禁忌症)が書かれています。たとえば、リウマチや冷え性に良いとか、こういった情報があります。
8.その他の情報
源泉からの距離や、温泉が加温されているかどうかなどの補足情報が書かれていることもあります。
成分表の楽しみ方
成分表を眺めると、その温泉がどんな特徴を持っているのかがわかって、さらに楽しみが増えます。たとえば、硫黄泉は皮膚に良いとか、塩化物泉は体がポカポカするとか、自分に合った温泉を選ぶヒントにもなります。
成分表をチェックすることで、ただ温泉に入るだけじゃなく、その効果や効能を意識して楽しむことができるようになります。