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温泉のPH値について

温泉のpH値って、その温泉が酸性かアルカリ性かを表す数値なんです。pH値は0から14の間で示されていて、7がちょうど中性。7より低ければ酸性、7より高ければアルカリ性になります。pH値によって温泉のお湯の性質や肌への効果が変わってくるので、知っておくと温泉選びがもっと楽しくなります。

 

○pH値の分類と特徴
酸性(pH値が7未満)

 

○pH値が3未満: 強酸性
pH値が3~6: 弱酸性
酸性の温泉は、殺菌作用が強くて、肌を清潔にする効果があると言われています。ニキビやアトピーなどの皮膚トラブルに良いとされることもありますが、ちょっと刺激が強めなので、敏感肌の人は短めに入ると良いかも。

 

○中性(pH値が7付近)
中性の温泉は、刺激が少なくて、誰でも安心して入れるお湯です。リラックス効果が高いので、ゆったりと温泉を楽しみたいときにぴったりですね。

 

○アルカリ性(pH値が7以上)
pH値が8~9: 弱アルカリ性
pH値が9以上: 強アルカリ性
アルカリ性の温泉は、肌の角質をやわらかくしてくれるので、入った後にお肌がすべすべになることが多いんです。特に「美人の湯」と呼ばれる温泉は、アルカリ性であることが多いです。さらに、アルカリ性のお湯は筋肉のこわばりを和らげる効果も期待できるので、体をリフレッシュさせたいときに最適です。

 

○温泉のpH値を楽しもう
温泉のpH値を知っておくと、自分にぴったりの温泉を見つけやすくなります。例えば、お肌をキュッと引き締めたいなら酸性のお湯、肌をすべすべにしたいならアルカリ性のお湯を選ぶといいかもしれません。お湯の感触がどう違うかを楽しんでみるのも、温泉巡りの楽しみ方のひとつです。

 

温泉の成分表にはpH値が書かれているので、次に温泉に行ったときにはぜひチェックしてみてください。

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